巨人・増田陸３ランに誰よりも喜ぶ師匠の姿「一緒に試合で勝ち負けを味わえている」
７回、３ラン本塁打の増田陸を迎える坂本勇人（カメラ・小林　泰斗） 画像（1枚）

◆日本生命セ・パ交流戦　２０２５　巨人５―２西武（２１日・東京ドーム）

　劇的な一発の興奮そのままにベンチへ戻ると、誰よりも喜ぶ師匠が待っていた。増田陸は満開の笑顔で歩み寄ってきた坂本とハイタッチ。

３年ぶりに１軍の戦力となり「勇人さんに憧れて野球を続けてきたんで、一緒に試合で勝ち負けを味わえているのは本当にうれしい」と、明かしていた。かけられた言葉の内容は伏せたものの「勇人さんも喜んでくれていたのでうれしい」と声をはずませた。

　今年１月は６年連続で坂本組の沖縄自主トレに参加したが、実はＧ球場での単独トレを検討。それでも結局は師匠と汗を流すことを選んだ。「いっつもこういう（取材の）場でも『勇人さん、勇人さん』って正直、気持ち悪いなと思うんですけど…。でも！　それぐらい勇人さんを尊敬しています」。これからも背番号６の背中を追い、恩返しの一打を重ねる。

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