◆ボーイズリーグ◇第13回日本少年野球北海道選手権 第2日 ▽準決勝 札幌北広島7-0旭川道北※5回コールド 旭川大雪10-0札幌手稲※4回コールド(21日・新十津川町ピンネスタジアムほか)
準決勝と1回戦敗退チームによる順位決定戦が行われた。準決勝第2試合は、札幌北広島ボーイズが4番・千葉優輝(3年)の左翼2ランなどで旭川道北ボーイズを7―0の5回コールドで下し、4年ぶりの決勝進出を決めた。
〇…札幌北広島は打ち勝って4年ぶりの決勝へ駒を進めた。4番・千葉は5点リードの4回に、内角高めの直球を捉え、左翼ポール際へ豪快な2ランを放ち、勝利を決定づけた。「打った瞬間に行ったと思った」という一発は自身初のサク越え弾。この日は3打数3安打で、15日の2回戦も4の4。好調キープで臨む22日の決勝へ「簡単にはいかない。ロースコアでも最後に勝っていれば」と気を引き締めた。
〇…旭川大雪は気迫がチームに乗り移った。主将の山脇瑛翔三塁手(3年)は初回に相手先頭打者のファウルを追った際、フェンスに激突。胸を強打したものの、プレーを続行した。直後の2回無死一、三塁から右前2点適時打を放つと、打線に火が付き、この回で一挙7得点。