大谷翔平が登板前日４打席目まで快音なし　不気味なナショナルズ打線１～４番全員本塁打
ドジャース・大谷翔平投手（ロイター） 画像（1枚）

◆米大リーグ　ドジャース―ナショナルズ（２１日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が２１日（日本時間２２日）、本拠地・ナショナルズ戦に「１番・指名打者」でスタメン出場し、３点を追う７回２死走者なしの４打席目は２番手左腕・フェレールと対戦し、初球に反応するも遊ゴロに倒れた。

　ナショナルズの先発はジェーク・アービン投手（２８）。

昨季１０勝を挙げた右腕で、今季は５勝３敗、防御率４・２３の成績をマークしている。大谷はこれまで本塁打こそ出ていないが、８打数４安打の打率５割。４月９日（同１０日）に敵地で対戦した際には、右前安打、四球、空振り三振だった。

　初回先頭の１打席目は、初球の内角直球に反応も打球角度５４度と上がりすぎて中飛。３０打席連続本塁打なしとなった。３回１死一塁の２打席目は空振り三振。カウント２―２からチェンジアップを捉えられなかった。４回に先発のメイが２者連続弾を被弾。５回先頭のパヘスが１６号ソロを放って１点差に迫り、１死一塁で３打席目にたったが、見逃し三振に倒れた。

　６回にスミスの９号ソロで１点差に迫ったが、７回に２番手左腕・ドライヤーがエイブラムズに２ランを被弾。ナショナルズは１～４番打者が全員本塁打を放ってリードを３点に広げた。

　１７日（同１８日）に右太もも、１９日（同２０日）に右脇腹に死球を受けて満身創痍（そうい）だったが、前日２０日（同２１日）の本拠地・ナショナルズ戦は試合前にブルペンで２０球を投げ、試合もフル出場。

２四球を選んで４試合ぶりの打点をマークするなど３打数１安打１打点でチームの逆転勝ちに貢献した。

　あす２２日（同２３日）の本拠地・ナショナルズ戦では今季２度目の先発登板予定。試合前にはキャッチボールをして最終調整した。６試合連続本塁打は出ていないが、日米通算３００号にもあと２本と迫っている。

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