◆日本生命セ・パ交流戦 2025 広島―楽天(22日・マツダスタジアム)
広島は、新井監督の勝負手がハマって逆転に成功した。2点ビハインドの4回2死満塁。
4回はモンテロの先頭安打の後、坂倉、末包が連続四球で無死満塁の絶好機を迎えながら、矢野が3球三振、菊池は浅い左飛に倒れて嫌なムードが漂っていた。
先発・森は4回2失点(自責1)で降板。2回に名手・矢野の失策を起点に、1死一塁から黒川に適時二塁打を浴びて先取点を献上。さらに1死三塁から辰巳の中前適時打で2点目を奪われた。前回登板15日の日本ハム戦(エスコン)は8回途中4失点で、チームは7―0から逆転負け。この日も白星はつかめず、キャリアハイ更新の5勝目はお預けとなった。