オリックス・九里亜蓮投手(33)がリーグ戦再開となる27日の楽天戦(京セラD)で「開幕投手」を務めることが23日、分かった。2位のチームは今季最多タイの貯金8を蓄え、首位・日本ハムを2・5差で追走。
広島からFA移籍初年度の今季は5勝を挙げ、82回1/3は宮城に次ぐチーム2位のイニング数。22日のヤクルト戦(神宮)ではリリーフ待機したため、実質「中4日」のマウンドとなるが、2試合で1勝、防御率1・29の楽天戦で、28日以降の田嶋、東への流れもつくる。
エースの宮城は中10日と間隔を空け、地元・沖縄開催の7月2日の西武戦に先発する。チームトップ6勝の曽谷も一度登録を外れ、同4日のロッテ戦(ほっと神戸)以降へ。野手では外野守備、走塁の切り札として、渡部が合流予定。万策を期し、オリが上昇する。