西武は23日、タイラー・ネビン外野手(28)と2027年シーズンまで契約を2年延長すると発表した。

 来日1年目の今季は全68試合に出場し、5本塁打、打率2割6分9厘をマーク。

4月下旬から4番に定着し、32打点はリーグ2位と主軸としてチームを引っ張り、5月には打率2割9分2厘、4本塁打、17打点で月間MVPにも輝いた。西口監督も「みんなの手本となる選手。守備、打撃の両方で貢献度が高く、チームのためにという気持ちが表れていて素晴らしい選手です」と高く評価している。

 西武は昨季91敗を喫して最下位に沈み、球団の体制を一新。広池浩司球団本部長のもと再建を進め、交流戦を終えて37勝31敗の貯金6と好調を維持している。1年契約だったネビンの来期以降の他球団への流出はリスクの一つであったが、球団が貢献度を最大限に評価し、いち早く手を打った形となった。

 ネビンのコメントは以下の通り。

「来日した日から自分のことを信頼し、支えてくれたチームメートやスタッフ、そしてファンの皆様に心から感謝します。残りのシーズンがより素晴らしいものになることに努め、目の前の一戦に集中していきます。そして新たな2年も楽しみで仕方ありません」

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