「第56回日本少年野球選手権大会」関西ブロック予選(6月21日・山本球場ほか)◆小学生の部 ▽代表決定戦 大阪都島ボーイズ7-6和歌山橋本ボーイズ

 最後は力でねじ伏せた。1点差に詰め寄られた5回、なおも1死一、二塁の場面で再登板した大阪都島・古賀主将が後続を断ち切ると、直後に時間切れ。

代表切符をつかみ「朝から雰囲気が良くて、自分もいいピッチングができて、(捕手の)是枝君のリードで勝てました」と満面の笑みを浮かべた。

 先発としては4回2失点。打線も2回に相手バッテリーエラーで先取点を奪うと、1死三塁から女房役の是枝がスクイズを決めた。「監督から事前に『スクイズあるぞ』と言われたので、心の準備はできていました」。3回にもスクイズを決め、攻守で右腕を支えた。

 前学年は3月の春季全国大会で全国制覇。新チームになってまだ3か月だが「去年夏はベスト4で終わったので、今年は春夏全国優勝」と古賀。是枝も「去年は負けて泣いたので、今年は勝って泣きたい」と誓った。

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