◆イースタン・リーグ 巨人4―6DeNA(25日・Gタウン)

 巨人の田中千晴投手が1回2奪三振の好投を見せた。

 8回に4番手で登板すると、先頭・石上から2者連続で三振を奪い、蝦名を右飛で3者凡退。

直球は最速150キロを計測した。これで8戦連続で無失点、直近5戦は安打を許さない圧巻の投球を続けている。「やりたいことができるようになってきた。7、8割くらいから、最後にポンッて力を入れるくらいで150キロ出た。だいぶいい感じ」と納得の表情を見せた。

 マウンドでの立ち振る舞いに自信があふれている。「ほんとに気持ちの面がでかいなって。去年の後半くらいから、自分はこういうピッチャーだと、こうすれば抑えられるとわかってきた」と確かな手応えを口にした。

 野球人生でうまくいったことが無かったという背番号48は「初めて自信を持ってマウンドに立てている」と、大きな武器を身につけた。本拠地・東京Dのマウンドで輝く日まで努力を続け、さらに磨き上げる。

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