◆米大リーグ ダイヤモンドバックス―カージナルス(20日・米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ダイヤモンドバックスのユジニオ・スアレス内野手が20日(日本時間21日)、本拠のカージナルス戦に「5番・三塁」に座り、2試合連続となる34号を放って、33本で並んでいた大谷翔平(ドジャース)を突き放し、ナ・リーグ単独トップに立った。

 19日(同20日)に今季4度目のマルチ本塁打を放って33号に伸ばしたスアレス。

この日も1回1死一、二塁で右腕マイコラスの1―2からの外角スライダーをとらえた。角度31度、打球速度180キロで飛び出した左翼二階席、飛距離130メートルの特大アーチ。打点は84に伸ばし、ローリー(マリナーズ)の83を抜いてメジャー単独トップに躍り出た。

 スアレスは先月23日(同24日)のホワイトソックス戦で右手に死球を受け2試合欠場したが、その後も本塁打ペースは落ちていない。オールスターでもホワイトソックスのスミスから死球を受けたが大事に至らず元気に後半戦初戦もフル出場した。米メディアは、スアレスの移籍の可能性を書き立てているだけに注目されている。

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