◆米大リーグ カブス1―6レッドソックス(20日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)
レッドソックスの吉田正尚外野手が20日(日本時間21日)、敵地・カブス戦に「4番・左翼」で先発出場。昨季からDHでの起用が続いていた吉田が左翼でスタメン入りするのは2023年の最終戦(10月1日の敵地オリオールズ戦)以来2年ぶり。
この日は第1打席の二ゴロ、第2打席の右直と惜しい当たりが続いたが、6回の2死三塁では左腕シルバーに空振り三振。8回1死二、三塁では代打のブレグマンと交代。そのブレグマンが3ラン本塁打を放った。
左翼の守備では、3本の打球(安打2、左飛1)を無難に処理した。
吉田は昨年10月に右肩を手術。その影響で出遅れて、今季は9日(同10日)の本拠地・ロッキーズ戦がメジャー初出場だった。マイナーでは2試合左翼で出場し、一塁の練習をこなしたこともあったが、左翼で守備に復帰することとなった。
なお、カブスの鈴木誠也外野手は「3番・DH」出場も投ゴロ、遊飛、四球、見逃し三振の3打数無安打で打率は2割6分1厘となった。