◆米大リーグ メッツ13―5ブレーブス(12日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)
メッツのP・アロンソ内野手(30)が12日(日本時間13日)、本拠のブレーブス戦で27号と28号本塁打。球団最多本塁打記録を更新した。
従来の記録は252本のD・ストロベリー。アロンソは9日のブルワーズ戦で26号を放ち、トップに並んでいた。
「4番・一塁」でスタメン出場したアロンソは3―1で迎えた3回2死一塁で、23年の2冠投手ストライダーから右中間の敵軍ブルペンへ新記録253号となる今季27号。10―5の6回2死ではバックスクリーン左へ豪快に28号を放り込んだ。
メ軍生え抜きでメジャー7年目のアロンソはデビュー年の2019年に53本塁打を放って新人王と本塁打王。コロナ禍による20年をのぞき、毎シーズンコンスタントに40本前後の本塁打を積み重ねてきた。
6月8日のロッキーズ戦で通算242号と243号となる16号と17号を連発し、D・ライトを抜いて球団史上2位に浮上していた。単一シーズン中に球団レジェンド2人を交わし、球団史上最強の長距離砲となった。
メッツはこの日6本のホームランを放ち、すべてが2死から。MLB公式サイトのS・ラングス氏のX(旧ツイッター)によると、地区制が現在の形になった61年以降で21年6月13日のブルージェイズ以来、5度目という。