◆米大リーグ エンゼルス7×―6ドジャース=延長10回=(12日、米カリフォルニア州アナハイム=エンゼルスタジアム)
ドジャースがエンゼルスにまさかのサヨナラ負けを喫して3連敗となった。延長10回無死一、二塁で6番手右腕のカスペリアスが、アデルに左前適時打を浴びた。
1、2打席目は四球で出塁し、3打席目は一飛に倒れていた大谷。同点の6回無死一、二塁のチャンスでは、カウント2―2からリリーフ左腕・バークの外角直球に食らいついてはじき返したが、遊撃手・ネトへのライナーに倒れた。すると二塁走者のロハスが飛び出しており、ネトはそのまま二塁を踏んで2つ目のアウトを奪うと、一塁走者のラッシングも飛び出していたため、ネトは一塁のシャヌエルに送球して3つ目のアウト。まさかのトリプルプレーとなり、大谷はぼう然となった。同点の9回先頭の5打席目には一時勝ち越しとなる4戦連発43号ソロを放ったが9回裏に追いつかれ、無死二塁から始まるタイブレークの延長10回表は1点も奪えず、10回裏にサヨナラ負けとなった。
チームは2回2死一塁からラッシングに同点2ランが飛び出し、試合を振り出しに戻した。だが、4回にはウォードに勝ち越しソロを浴びると、4回には2死一塁からテオドシオに左翼線の適時二塁打を許し、3―5に。それでも、5回には2死からベッツ、フリーマン、T・ヘルナンデスの3連打で1点を返した。さらに2死満塁からパヘスが押し出し四球を選んで、同点に追いつき、大谷の一打で一度は勝ち越した。