◆JERA セ・リーグ 巨人3―4中日(13日・東京ドーム)

 日米通算199勝目を目指して今季5度目の先発マウンドにあがった田中将大投手は、1回に3点の援護をもらい粘投していたが、勝ち投手の権利がかかった5回に守備の乱れから3点を失い(自責0)同点に追いつかれ降板。199勝はお預けとなった。

試合は6回に2番手の菊地大稀投手が一発を浴びて勝ち越され、そのまま敗れた。

 試合後、田中将は、守備のミスから失点したことについて「そこをなんとかカバーしたかったか?」と問われると、「そうですね、もう今日やっぱりゲーム通していい守りにほんとに助けられていたので、やっぱりあそこ、1点失った後、なんとかやっぱりカバーして抑えたかったっていう思いが強かったですし、そして絶対にあそこは、やっぱりリードしたまま、リードを保ったまま降りないといけなかったなという風に思っていたので」と返答。

 門脇誠内野手の二塁悪送球から1点を返された後、1死二塁から上林誠知外野手に右越え適時打、ボスラー内野手に中前タイムリーを打たれ3点目を奪われた場面を悔やんだ。

 「ああいう風に追いつかれてしまうことで後続の投手陣がキツくなってしまって、負担をかけてしまう形になってしまったなという思いで。本当に申し訳ない気持ちです」と話した。

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