◆JERAセ・リーグ 広島0―2阪神(13日・マツダスタジアム)

 阪神が必勝リレーで広島打線をねじ伏せ、今季24度目の完封勝ちを収めた。

 先発の高橋は7回4安打無失点の快投で2勝目をマーク。

6回先頭の佐々木に中前打を許すまでパーフェクト投球を見せるなど、150キロ超の伸びのある直球で打者をねじ伏せ、持ち味を発揮した。

 9回には石井が登板し、3奪三振で無失点。平良(西武)に並ぶプロ野球記録の39試合連続無失点を達成した。打線が相手のミスにつけ込み、奪った3回の2点を自慢の投手陣が守り切った。

 チームは再び今季最多タイの貯金24。7カード連続の負け越しなしとなった。藤川監督は、12日に相手先発の床田との相性や疲労などを考慮して中野、佐藤輝をベンチスタートさせるなど、主力を順番に休ませながら、酷暑の8月のロードもここまで7勝4敗と勝ち越している。優勝マジックを着実に減らし、歓喜の瞬間へ突き進む。

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