◆イースタン・リーグ 巨人9―1楽天(13日・Gタウン)

 巨人のドラフト2位・浦田俊輔内野手(22)が13日、6月13日のヤクルト戦(戸田)以来、今季3度目の猛打賞をマークした。イースタン・楽天戦に「8番・遊撃」で出場。

5回先頭の第2打席で右中間二塁打。「次につなぐことを意識していた」と3点目のホームを踏むと、第3打席で右前安打、第4打席で中前安打を放った。

 家族、親戚の前で躍動した。この日は地元の長崎から父・秀明さん(56)、妹・桃佳さん(15)らが訪れていた。桃佳さんとは時々電話をする仲。「妹が来ていたので打ってやろうと」と優しい兄の一面を見せた。

 1年目から開幕1軍も4月上旬に降格。5月5日に再昇格し翌6日にプロ初安打を記録するも、同14日に降格後はファームで出場を続ける。「2軍でプレーして活躍することも大事ですけど、1軍で活躍しないと意味がない。しっかりそこは分けて頑張りたい」。東京Dでの躍動を目指し、アピールを続ける。(臼井 恭香)

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