◆パ・リーグ 西武3―5ソフトバンク(13日・ベルーナドーム)

 初回の失点が最後まで重くのしかかった。今季初登板初先発の西武・松本航投手が初回に5失点。

追い込んでからの決め球が甘くなったところを狙われて5安打を浴びた。西口監督は「ボールをそろえすぎた」と指摘。右腕は「先頭打者への四球から相手打線に捕まってしまい、本当に重い5失点というスタート切ってしまったことに対して申し訳ない気持ちで、相手打線を止めることができませんでした」と悔しがった。

 「流れを変えようと」(西口監督)2回にファームでバッテリーを組むことが多かった柘植から炭谷に捕手を代えると、変化球を多めにした組み立てて5回まで無失点。「(炭谷が)松本を立て直してくれたことは非常に大きかったと思います。松本も次につながるのでは」と指揮官。次戦以降の巻き返しに期待していた。

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