◆JERA セ・リーグ 巨人3―4中日(13日・東京ドーム)
巨人・田中将大投手が移籍後初めて中5日で先発し、5回自責0ながら味方失策などで3失点。81球で降板し、日米通算199勝はまたもお預けとなった。
4回まで5三振を奪って無失点と力投。しかし5回、1死一塁から併殺コースの二ゴロを門脇が二塁へ悪送球し、それが一挙3失点につながった。「カバーしたかった」と責任を背負い込んだ右腕に、杉内コーチは「(本来は)あそこでカバーできるピッチャーだと思う」とコメント。5回での継投には「あの回までかな、って正直思いました」と説明した。
次回登板の見通しについて同コーチは「まだ監督と話していないのでわからないですけど、また休み明け、監督と相談して」と語り、その上で「どうしても200勝ありきだと考えるとダメ。ウチはチームが勝つのが大前提なので、その中で勝ちをもぎ取ってほしいなって思います。もちろん僕は、今いる投手に特別扱いをしたことはないです。ただ、一緒に戦ってきた選手ですから、特別な感情ってのはマー君に対してありますからね。何としてでも、是が非でも勝ってもらいたいっていう気持ちはもちろんあります」と話した。