◆米大リーグ ブルージェイズ1―4カブス(13日、カナダ・オンタリオ州トロント=ロジャースセンター)

 カブス・鈴木誠也外野手(30)が13日(日本時間14日)、敵地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場し、2点をリードした8回にダメ押し点をたたき出す中前適時打を放つなど3打数1安打1打点、1四球だった。

 ブルージェイズの先発は4年連続で2ケタ勝利を挙げている34歳右腕のガウスマン。

誠也は22年に対戦した際に3打数2安打と相性は悪くなかった。初回1死走者なしの1打席目は、1ボールから2球目の直球に反応したが、捉えきれず右飛。前を打つブッシュが23号ソロを放って先取点をつかんだ直後の3回2死では四球を選んで出塁したが、10打席連続無安打となった。2点をリードした6回先頭の3打席目は、一飛に倒れた。

 2番手右腕・フィッシャーとの対戦になった2点をリードした8回1死二塁の4打席目は、二遊間を破り中前への適時打で追加点をたたき出した。2試合、12打席ぶりの安打は、6日(同7日)の本拠地・レッズ戦で27号を放って以来、5試合ぶりの打点で、リーグ4位の85打点目となった。

 前半戦だけで25本塁打、77打点とメジャー4年目での自己最多をマークしたが、後半戦は22試合に出場して77打数14安打の打率1割8分2厘、2本塁打、8打点と苦しんでいる。

編集部おすすめ