◆米大リーグ エンゼルス―ドジャース(13日、米カリフォルニア州アナハイム=エンゼルスタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が13日(日本時間14日)の敵地・エンゼルス戦に「1番・投手」でスタメン出場し、3―2の4回1死一、二塁で迎えた3打席目は四球を選び、満塁のチャンスを作った。
マウンドに上がる前のプレーボール直後の初回先頭の1打席目は右翼線にはじき返すと、快足を飛ばして三塁を陥れた。
前日12日(同13日)の同戦では、4打席目の遊直がトリプルプレーになる不運があり、同点の9回に守護神ジャンセンから一時勝ち越しの4戦連発43号ソロを放つも逃げ切れずサヨナラ負けを喫した。43発はシュワバー(フィリーズ)を上回ってリーグ単独トップに浮上。7月にマークした自己最長で球団タイ記録の5戦連発での44号に期待がかかる。
前回の二刀流出場となった6日(日本時間7日)の本拠地・カージナルス戦では「1番・投手、指名打者」でフル出場し、今季8度目の登板で復帰後最長4回2安打1失点8奪三振の快投を見せ、打っても、今季3発目の“リアル二刀流弾”となる10戦&48打席ぶりの39号逆転2ランを放ち、日本人ではイチロー、松井秀喜に次いで史上3人目となるメジャー通算1000安打を飾った。試合前時点で、今季の二刀流出場時は32打数7安打の打率2割1分9厘、3本塁打、11打点をマークしている。