◆第107回全国高校野球選手権大会第9日 ▽2回戦 仙台育英6―2開星(14日・甲子園)
仙台育英の吉川陽大投手が2番手で登板し、チームの3回戦進出に貢献した。
3回1死二、三塁、先発の梶井からスイッチ。
5回2死から6回にかけては4者連続三振を奪うなど、最速144キロの直球にスライダー、カットボールなどを織り交ぜる投球で6回2/3を投げ4安打1失点9奪三振と好投し、「梶井も粘ってくれた。それに続くだけかなと思って思い切り投げました」と振り返った。
5回無死一塁からは1年生二遊間の有本、砂が「アライバ」のような好守備で二ゴロ併殺打に仕留めるスーパープレーもあった。グラウンド上で目撃した背番号1は「あそこでやっぱり助けてもらった。二遊間砂と有本守備がうまいので、思い切り投げて打たせてとることができるので頼もしい」と後輩に感謝した。