◆第107回全国高校野球選手権大会第9日▽2回戦 横浜5―1綾羽(14日・甲子園)

 春のセンバツの覇者・横浜(神奈川)が逆転で綾羽(滋賀)を下し、7年ぶりの16強入りを決めた。

 先発の池田聖摩(2年)が1回裏に1点を与えたが、5回表に2番手投手の織田翔希(2年)がタイムリーを放ち、同点に追いついた。

 1―1の6回表無死一、二塁からの小野舜友(2年)の投前バントを、綾羽の藤田陸空(3年)が三塁へ悪送球。2人の走者が生還し、2点を勝ち越した。8回表にも2点を追加し、リードを4点に広げた。

 来秋ドラフト候補に挙がる最速152キロ右腕の織田は、4回から登板して5回3分の2を無失点と好投。綾羽の攻撃を封じ、試合の流れを引き寄せた。

 横浜は、17日の3回戦で津田学園(三重)と対戦する。

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