DeNAのアンドレ・ジャクソン投手が14日、横須賀市内の球団施設で調整し、球団外国人最多タイとなる10勝が懸かる15日の中日戦(バンテリンD)への意気込みを語った。前回登板の8日の巨人戦(横浜)では5回を投げ、来日ワーストとなる6失点(自責2)でKOされたが、気持ちの切り替えは万全。

「名古屋で投げられるって時はいつでも投げたいと思えるくらい、ピッチャーに有利な球場ですし、どんどんゾーン内に攻めていって、守るような野球をできればいい」。球団の広さを生かした大胆な投球で、17年ウィーランド、23年のバウアーに並ぶ球団助っ人3人目の2ケタ勝利をつかみに行く。

 中軸のボスラーや新加入のチェイビスを警戒。「余計な塁を与えないようにっていうのがまず一番なんですけど、とにかくシンプルに、向こうのブルペンもいいので、先制点を与えないように、向こうに有利な(状況で)試合を進めさせないようにしたい」とプランを思い描いた。

 シーズンも残り47試合となった。CS出場圏内を死守するためにも重要度が増す中で自身の気持ちも高まってきた。「もちろん全部の試合に勝つつもりなんで、(残り登板は)あと7試合ぐらいですかね。7勝するつもりでいます」とジャクソン。頼もしい言葉を残し球場を後にした。

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