【巨人】最速２００セーブのライデル・マルティネス、涙のお立ち台「大切な妻にささげたいと思います」
お立ち台で涙を見せたマルティネス（カメラ・中島　傑） 画像（1枚）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　巨人６―５阪神（１５日・東京ドーム）

　巨人の守護神・ライデル・マルティネス投手が通算２００セーブをマークした。２３年の益田（ロッテ）以来プロ野球１１人目の快挙。

１点リードで迎えた９回に登板。中野拓夢、森下翔太、佐藤輝明と３者三振で締めた。

　マルティネスは３４８試合での達成となり、これまで２００セーブの所要試合数で最速だった佐々木主浩（横浜）の３７０試合を更新し、最速での記録達成となった。

　◆ライデル・マルティネスに聞く

　―最速２００Ｓ、おめでとうございます

　「（日本語で）ありがとうございます」

　―今の気持ちは

　　「本当にいつも支えていただいたファンの皆さん、ありがとうございます。本当にうれしいです。そして、今日、父親と母親と自分にとって大切な妻が来てくれてるんですけど、その妻に２００Ｓをささげたいと思います」

　―三者連続三振で締めた

　「（涙をぬぐい）本当に感動してますし、昨日、キューバからついたばかりの家族の前でできて、本当にうれしいです。感動してます」

　―チームも０―４からの逆転。どんな思いで出番を待った？

　　「逆転してくれた味方に感謝したいですし、最後の最後まであきらめないで食らいついて、最後の最後まで自分にチャンスを作ってくれたチームのみんなに感謝したいと思います」

　―日本に来て、中日で１６６Ｓ、巨人で３４Ｓをマークした歩みを振り返ると

　「（涙をぬぐいながら）ここにたどりつくまで手を抜くことなく、しっかり練習してきた結果だと思いますけれども、しっかり、ここまでサポートしてくれた父親と母親、そして自分の妻、本当に家族のおかげと思ってます。あと、残りゲームあるのでチームが勝てるように積み重ねていきたいと思います」

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