◆JERA セ・リーグ 巨人―阪神(15日・東京ドーム)

 3年連続、自己最多タイの10勝目を目指してマウンドに上がった巨人先発の山崎伊織投手。

 リーグトップの防御率1・49を誇る右腕は2回、先頭の大山を死球で出塁させると、続く高寺にも四球。

無死一、二塁のピンチを背負ったが、坂本を二ゴロに打ち取り1死一、三塁に。小幡を三振。ここで伊藤が三塁ファウルゾーンにフライを打ち上げるとリチャードが猛ダッシュ。エキサイトシートのフェンスに下半身がぶつかり、体が1回転して観客席に突っ込む、まさに“エキサイティング”なプレーを見せたが、捕球はできず。

 それでもこのプレーに鼓舞された山崎が伊藤を一ゴロに打ち取り、ピンチを脱した。

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