日本ハムの栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)が15日、引退を表明した中日・中田翔内野手に、球団を通してコメントを発表した。

 栗山CBOにとって中田は、日本ハム監督時代の教え子。

「報告を受けた時は、ただただ悔しかったです。本当にすみませんでした、という気持ちです。監督として接し、中田翔という選手の才能を誰よりも分かっていました。もっともっとすごい数字を残せるはずでした。それが果たせなかったのは半分はこちらの責任、そして半分は中田翔の責任だと思っています。ひたすら悔しさが残ります。ひとまずお疲れさまではありますが、選手として終わった時、この先どう進んでいくのか。私は、これからも中田翔に文句を言い続けます」とメッセージを送った。

 栗山CBOは日本ハム監督時代、中田を4番に固定。中田も12年のリーグ優勝、16年の日本一に貢献するなど、起用に応える活躍を見せていた。

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