左肘じん帯損傷で離脱していた巨人・岡本和真内野手(29)が16日の阪神戦(東京D)から1軍復帰することが決まった。阿部監督が阪神戦の試合後に明言した。

同日は「長嶋茂雄終身名誉監督追悼試合」として行われ、全員がミスターの永久欠番の背番号「3」で臨む試合。5月6日の阪神戦(東京D)の一塁守備で負傷し、5月7日に登録抹消となって以来、3か月ぶりに主砲が帰ってくる。

 15日はイースタン・西武戦に「4番・一塁」で先発出場。実戦復帰後8戦目で初めて一塁守備に就き、3打数2安打で実戦復帰後初のマルチ安打と状態の良さをアピールしていた。

 この日の3打席で、1軍復帰の目安としていた20打席を消化。桑田2軍監督は「しっかりボール球を選んだり、引っ張るのも右中間に打つのもできた。守備もやってみて、問題なかったんでね。一通りできることは全部できたんじゃないかな」と、順調な回復ぶりに太鼓判を押していた。

 走攻守で順調なステップを踏んできた背番号25。満を持して1軍に復帰する。

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