◆パ・リーグ 楽天3―1日本ハム(15日・楽天モバイル)
4番・一塁の楽天・黒川史陽内野手が1点を追う初回1死一、二塁で、北山の149キロ直球を右翼ポール際へ3号逆転3ラン。真ん中高め、見逃せばボール球をたたいた一打に「感触はまあまあ良かったけど、思っているよりも高いボールを打っていた」と驚いた様子も、「ボール球だったけど、いいポイントで打てたと思います」と振り返った。
7月に入ってから主にクリーンアップを担い、8月9日の西武戦(ベルーナD)からは4番に座っている。この日で6試合連続となったが、黒川は「そこは何も考えず、自分のできる役割を自分なりに考えてやっているつもり。4番目、という気持ちでやっています」。それでも指揮官は「チームの顔ですから。彼のホームランで勝ったわけだし、4番としての仕事はきょうは良かったんじゃないですか」と、役目を果たしてくれたと評価した。この日の白星で6月20日以来の勝率5割復帰。黒川が4番の働きを続けていけば、白星も積み重なっていくはずだ。