◆パ・リーグ 楽天3―1日本ハム(15日・楽天モバイル)

 楽天の先発・荘司康誠投手は今季最長の7回を投げ、今季最多105球の熱投。初回にいきなり打者2人で1点を失ったがその後立ち直り、4安打8奪三振の力投で5月24日の日本ハム戦(楽天モバイル)以来の2勝目を挙げた。

「立ち上がりにやっちまったなと思ってたんですけど、クロ(黒川)がすぐ打って逆転してくれて。一輝さん(村林)とかコブさん(小深田)の守備にも助けられて、やっぱり野手陣はガチでエグいなって感じです」と、逆転弾の黒川や好守備でもり立てた二遊間コンビら野手陣に感謝していた。

 相手打線に対して「明らかに真っすぐ狙いできているのがわかった」と分析。その中で「早い段階でいいなとわかった」というカットボールを効果的に使い、2回以降は無失点に抑えた。コンディション不良などもあり、これがまだ今季6試合目の登板。「前半戦は全然役に立てなかった」と口にした右腕が、CS争いを繰り広げるチームを引っ張っていく。

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