◆米大リーグ ドジャース3―2パドレス(15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ナ・リーグ西地区首位のパドレスが2位のドジャースとの首位攻防戦に敗れ、69勝53敗で並ばれた。連勝は5でストップ。
2点を追う8回。7番・イグレシアス、続くクロネンワースが連続死球。犠打で1死二、三塁とし、さらにタティスの四球で満塁と左腕ベシアを攻め立てた。アラエスの左犠飛で1点差に迫り、なおも2死一、二塁だったが、マチャドは右腕トライネンに1球で遊飛に打ち取られた。2回にはロレアノの18号ソロで先制したが、3回に無死満塁から大谷の二ゴロ、ベッツの中犠飛で逆転され、7回はT・ヘルナンデスに19号ソロを被弾。先発予定だったキングが左膝炎症で負傷者リスト(IL)入りしたため、ブルペンデーで臨んだが、あと1点が遠かった。2点ビハインドの7回1死一塁から4番手で登板した松井裕樹投手(29)は2/3回を無失点に封じた。
この日まで直近17試合で14勝3敗と快進撃を続けていたパドレスは、7月3日(同4日)時点で最大9もあったドジャースとのゲーム差を逆転し、今月13日(同14日)に首位奪取。1ゲーム差をつけた状態で敵地に乗り込んできた。
ドジャースタジアムでは前回6月16~19日(同17~20日)の4連戦で大谷翔平投手(31)への2死球を含む計8死球が飛び交い、遺恨が残った。シルト監督もロバーツ監督と乱闘を起こして退場処分と1試合の出場停止処分などを受けた。
今カードの第3戦となる17日(同18日)には日本時間でこの日39歳の誕生日を迎えたダルビッシュ有投手を先発させる。第2戦で勝利してダルビッシュを送り出したいところだ。