◆米大リーグ ロッキーズ4―11ドジャース(19日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が19日(日本時間20日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、6戦ぶり44号本塁打を放つなど、チームを18安打11得点の快勝に導いた。20日(同21日)に先発する見込みの大谷だが、21日(同22日)の登板翌日の起用についてロバーツ監督は試合後、取材に応じ「彼は明日、全てを出し切るつもりだ。
大谷は今年4月18日(同19日)に「父親リスト」(Paternity list)入りしたことを発表され、2試合を欠場し、それ以外は全試合に先発出場。休養による欠場となれば、昨年5月28日の敵地・メッツ戦のダブルヘッダー2戦目以来となる。
この日、初回は内角ボール球の直球に詰まらされ、三邪飛に倒れた。だが、3―0の2回2死に迎えた2打席目は、左腕ゴンバーの内角低め直球を完璧に捉えると、打球速度115・9マイル(約186・5キロ)、今季最小となる角度19度で飛び出した打球が右中間ブルペンに飛び込む6戦ぶり44号を放った。飛距離は413フィート(約125・9メートル)。チーム126試合目で44本塁打は、シーズン56発ペースとなった。
8―4の7回1死一、三塁で迎えた5打席目は一、二塁間のゴロに倒れたが、三塁走者が生還し、この日2打点目。その後は走者として塁に残ると、2死一、二塁でスミスの強烈なセンター返しは二走・大谷にあわや直撃するライナー性の打球となったが、“神回避”。快足を飛ばして一気にホームに生還し、今季120得点目をマークした。
両リーグぶっちぎりの1位となる得点には、指揮官も「今は本当にバットがよく振れている。高い確率で出塁し、四球も選べている。