◆米大リーグ ロッキーズ―ドジャース(18日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)
ドジャース・ロバーツ監督が敵地ロッキーズ戦の試合前に取材に応じ、先週のリハビリ登板で球速低下が目立った佐々木朗希投手について「実は本人は球速が落ちていることに気づいていなかったそうだ。今週は球速が上がるはずだと話していた」と、次回登板での球速向上に期待を寄せた。
右肩を痛めて負傷者リスト(IL)にしている佐々木は14日(同15日)、傘下3Aオクラホマシティーの一員として本拠地・アルバカーキ戦に先発。97日ぶりの実戦登板は予定の3回を投げ切れず、2回0/3を6安打3失点で降板。球数41球で最速は95・7マイル(約154キロ)といまひとつだった。試合後には「初回もどこで(スピード)ガンが出てるのか分からなくて。そこはフワッと入ってしまって、後で聞いたらあんまり(球速が)出てなかったので。シンプルにぬるっと入ってしまったところが反省」と振り返っていた。
15日(同16日)のパドレス戦の前に取材に応じたロバーツ監督は、3Aマイナーでリハビリ登板を果たした佐々木について指揮官は「(球速は)少し驚いた。心配とまでは言わないが、期待としては最速160キロ台に乗せることです」と話していた。