◆米大リーグ ロッキーズ―ドジャース(19日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)

 ドジャースの先発シーハン投手が味方の守備に救われた。7―0で迎えた4回先頭バーナベルは、ボテボテの投手前ゴロに打ち取った。

自ら打球処理に向かい、一塁送球したが、一塁フリーマンが反応すらしないすっぽぬけの“大暴投”となり、右翼線を転々。だが、二塁ロハスが一目散に駆けつけて素早い二塁送球で、タッチアウトにするファインプレーを見せた。これにはマウンドで頭を抱えていたシーハンも、ロハスを指さしながら安堵の表情を浮かべていた。

 この日は打線が序盤から奮起した。初回にフリーマン、T・ヘルナンデスの連続二塁打で先制すると、2回にはコールに左中間へのソロ本塁打。さらに大谷翔平投手も2回2死から、左腕ゴンバーの内角低め直球を完璧に捉えると、打球速度115・9マイル(約186・5キロ)、今季最小となる角度19度で飛び出した打球が右中間ブルペンに飛び込み、6戦ぶり44号に。3回までに大量7点のリードを奪っていた。

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