◆イースタン・リーグ オイシックス4―13巨人=延長10回=(20日・ハードオフ新潟)

 巨人の浅野翔吾外野手(20)が20日、決勝の2点適時二塁打を含む2安打3打点の活躍を見せた。イースタン・オイシックス戦(ハードオフ新潟)に「7番・中堅」で先発。

4―4の同点で迎えた延長10回は無死一、二塁のタイブレークで始まり、その後1死満塁の好機で小林の変化球を豪快に振り抜いて左越えに運んで2者が生還。二塁ベース上で力強く右拳を突き上げた。

 状態が上がってきた。4点を追う4回1死三塁、カウント1―2から先発・高野の直球を打ち返し、鋭い当たりで中前適時打。3回まで4残塁と好機を生かせない中で、反撃の口火を切った。「右尺骨茎状(けいじょう)突起不全骨折」から復帰して今月15日に2軍合流後、初の複数安打で16日から4戦連続と快音を響かせている。

 新潟での3連戦の目標は、「最低でも1日1本打っていければ」だったが、それ以上の活躍でチームの4連勝に貢献。再び1軍の舞台に戻るため、さらに安打を積み重ねていく。(小島 和之)

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