◆米大リーグ フィリーズ11―2マリナーズ(20日、米ワシントンDC=ナショナルズパーク)

 フィリーズのトレイ・ターナー遊撃手が20日(日本時間21日)、本拠のマリナーズ戦に6打数5安打の猛打で打率を3割3厘に引き上げ、1位スミス(ドジャース)の3割8厘、2位エドワーズ(マーリンズ)3割4厘との首位打者争いに食い込んできた。

 この日は中越え三塁打、左前安打、三ゴロ併殺打、中前安打、二塁強襲安打、二塁内野安打。

自慢の快足を生かして2本の内野安打もマーク。また、2つ盗塁も決めて2年ぶり7度目の30盗塁もクリアした。

 現地11日からの連続試合安打を10に伸ばしたが、14日のナショナルズ戦からは3→2→3→3→4→1→5と3安打以上の猛打賞が5度あるなど34打数21安打で、それまでの2割8分1厘から一気に引き上げた。右打者ながら2021年に首位打者を獲得した経験のあるシュアなバッター。本塁打と打点でリーグ首位を走るシュワバーと驚異の1、2番コンビで首位快走のフィリーズを牽引している。

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