◆第107回全国高校野球選手権大会第14日 ▽準決勝 県岐阜商―日大三(21日・甲子園)
準決勝第1試合は5回に県岐阜商(岐阜)が逆転。2―1で5回を終了し、後半戦に突入した。
初回、1死二、三塁から日大三(西東京)の4番・田中諒内野手(2年)が遊撃への適時内野安打で1点を先制した。
県岐阜商は2回無死一、三塁から7番・横山温大外野手(3年)が内角にきた変化球をすくいあげ、右翼へ同点となる犠飛を放った。
5回には2死一、二塁から坂口路歩内野手(3年)が右前適時打を放ち逆転。準々決勝の横浜戦でサヨナラ打を放った4番が、この日も勝負強さをみせた。
県岐阜商は甲子園での東京勢との対戦は、過去3度全勝と相性の良さをみせる。勝てば1956年以来、69年ぶり5度目の決勝進出。春夏通じては松山商(愛媛)、PL学園(大阪)に並ぶ歴代2位タイ11度目の決勝進出となる。
日大三は勝てば優勝した2011年以来14年ぶり3度目の決勝進出。過去2度の夏決勝進出はともに優勝を果たしている。