◆第107回全国高校野球選手権大会第14日 ▽準決勝 沖縄尚学5―4山梨学院(21日・甲子園)

 第107回全国高校野球選手権大会は21日、準決勝2試合が行われ、23日に行われる決勝の対戦カードが決定した。

 日大三(西東京)は準決勝第1試合で県岐阜商(岐阜)をタイブレークで下した。

3回戦では15安打、準決勝でも12安打と、強力打線の好調ぶりをうかがわせる。4番・田中諒は準決勝でも先制適時打を含む3安打。今大会すでに2本塁打をマークしている2年生スラッガーが打線の中心に座る。3回戦まで完投を続けたエース近藤優樹が投手陣を引っ張り、2011年以来の夏Vを目指す。

 沖縄尚学(沖縄)は2年生エース・末吉良丞が金足農(秋田)との1回戦で115球完封。仙台育英(宮城)との3回戦で11回169球完投と、投手陣の大黒柱。同じく2年生の新垣有絃とともに準決勝までチームを先導してきた。相手は伝統の強打を誇る日大三。初めての夏の甲子園制覇に、2年生コンビの好投が不可欠だ。

◆23日の決勝

日大三(西東京)―沖縄尚学(沖縄)=午前10時

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