◆JERA セ・リーグ ヤクルト1―7巨人(21日・神宮)

 巨人・田中将大投手が日米通算200勝に王手をかける199勝目を挙げた。チームはヤクルトを破り、勝率を5割に戻した。

田中将は5回を3安打1失点、無四球の4奪三振、81球の熱投で神宮球場では08年5月25日のヤクルト戦以来17年ぶりの勝利となる今季2勝目。打線は1回に先制、2回にはリチャード内野手と丸佳浩外野手2本の2ラン本塁打などで一挙5点を挙げ、9回にも1点を追加した。

【巨人・田中将大投手のヒーローインタビュー】

―4月以来の勝利だったがどんな思いでマウンドへ

「チームが苦しい状況が続いているので、先発としてアウト1つでも多く取りたい気持ちでいました」

―5回を投げきるピッチング。振り返って

「全体的に直球が状態が良かったので、ストレートで押していくことができたと思います」

―序盤から大量援護があった

「非常に自分自身、楽になったので、とにかく失点しても最少失点に抑えよう、とにかく大胆にいこうという気持ちでいました」

―日米通算199勝目

「いや、もう、とにかくうれしいです、勝てて。ここまでなかなか、2軍での暮らしも長かったですし、応援してくださる方々の期待にも応えたいなと思っていたので、なんとか1つ勝つことができてよかったです」

―次回への意気込みを

「少しでも長いイニングを次は任せてもらえるように、もっと良いピッチングができるように頑張りたいと思います」

―今日も多くのジャイアンツファンが応援してくれた。ファンにひと言

「本当に今日もたくさんのご声援をありがとうございました。非常に自分自身も背中を押していただいて、力になりました。引き続き、シーズン最後までよろしくお願いします。今日はありがとうございました」

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