◆JERA セ・リーグ 巨人8―1DeNA(22日・東京ドーム)

 巨人が3位・DeNAを破り、今季2度目のDeNA戦4連勝でゲーム差を2・5に広げた。先発の横川凱投手は今季3度目の先発で5回4安打無失点の好投で今季初勝利を挙げた。

打線はDeNAの先発・ジャクソン投手から、岡本和真内野手のけがから復帰後初アーチで先制。6回にはスタメンマスクの甲斐拓也捕手の走者一掃の3点二塁打などで4点、7回にはリチャード内野手の2試合連発の3ラン本塁打で3点を加え、快勝した。

【巨人・阿部慎之助監督の試合後のコメント】

―岡本に復帰後初本塁打

「思ったよりギリギリだったんですけどね、入ってくれて。とにかく先制点が何とか取れたので。いいホームランになりましたね」

―チームとしても大きな一発

「復帰していい形でやってくれていますので、いなかった分ね、もっと打ってもらえたらうれしいなと思います」

―6回は復帰した吉川の安打から4点

「それもそうですし、リチャードの四球も大きかったですし、みんなでつないでつないで取れた点だったんじゃないですかね」

―リチャードは2戦連発

「振ったら何かあると思うのでね。どんどん振らせてるんですけど、それがいい結果になっていますので、続けてほしいなと思います」

―かみあった勝利

「みんな状態も良くなってきていますし、スタメンを考えるのをこっちが多少は悩めるので、いい悩みかなと思いますけどね」

―横川は5回無失点好投

「最後もうへばりかけていたんですけどね、何とか乗り越えてほしかったので。よく頑張ってくれました」

―岡本の打撃の状態は

「もういるだけでチームが落ち着くというかどっしり構えられるというのもあるし、それぐらい大きい存在なんですよ」

―本塁打の持つ意味

「なかなかね、ホームランってすごく大きいですし、それで点が入ると楽になるし。なかなかつないでつないでって難しいんだけど、そこで効果的なホームランっていうのはすごく相手にダメージ与えられるし、そういうものだと思ってますよ」

―5回2死から杉内コーチがマウンドの横川のもとにいった

「明らかにへばっていたのでね、最長でも5回球数が80球弱しか投げていなかったので。それで先発させてるこっちも悪いんですけど、何とかここ踏ん張ってこいって」

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