決勝前日の22日、日大三(西東京)は兵庫・西宮市内のグラウンドで約2時間の練習を行った。打撃練習などで最終調整し、沖縄尚学(沖縄)との決戦に備えた。
今大会準決勝までのチーム打率は3割1分1厘。決勝戦に向け主将の本間律輝中堅手(3年)は「ピッチャーをどう崩すかが一番」とポイントを挙げた。沖縄尚学は最速150キロのエース末吉良丞投手(2年)や新垣有絃投手(2年)と左右の好投手がおり「真っすぐも球速が出ているし、スライダーも切れがいい。甘い球を1球で仕留められるようにしたい」と攻略を誓った。
三木有造監督は小倉前監督の後を受け23年4月に就任。現3年生の入学と同時に新体制をスタートさせた。「三木さんが1年生から見てくれた初めての代。三木さんがやってきたことを口だけじゃなくて結果で証明したい」と主将。指揮官への感謝の思いを胸に、沖縄尚学との決戦に臨む。