中日の立浪和義前監督が24日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時)に生出演した。

 番組では、DeNAの藤浪晋太郎投手=前マリナーズ3A=が17日の「JERA セ・リーグ」中日戦に先発し、阪神時代以来、3年ぶりのNPB登板を果たしたことを報じた。

 中日は、制球力が課題で右打席側への抜け球が多い藤浪に対し、中日は球団史上初めて1~9番まで左打者をスタメン起用した。井上監督は「けが人は出したくないし、ベストオーダーでは臨めない。そのピッチャーを立てられたら、控えメンバーを出しながら、左を並べる策しかない」と説明した。

 公式戦1059日ぶりの日本のマウンドとなった藤浪は5回5安打1失点で降板。試合は延長12回でDeNAが5―4で勝利した。

 司会の膳場貴子アナウンサーは「左バッターだけを並べてきた中日に対していろんな意見があるようですけれども、立浪さんだったらどうなさいますか?」と尋ねた。

 これに立浪氏は「自分であれば、やはり藤浪投手も右バッターが入った方が投げにくいと思うんですよね。左を並べてしまったので、しっかり腕を振って投げられたって見ていて感じたんですけども、でも左を並べる井上監督の気持ちもわかります」と解説し「無難な意見ですみません」と明かした。

 

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