巨人は24日、甲斐拓也捕手(32)が都内の病院で画像検査を行い、チームドクターによって「右中指中手骨頭骨折」と診断されたと発表した。同日のDeNA戦(東京D)の試合前練習に不参加で、試合も欠場。
甲斐は23日のDeNA戦(東京D)に「8番・捕手」で先発出場。6回無死一塁の守備で本塁クロスプレーとなった際に、右手がヘッドスライディングしたDeNA・蝦名に巻き込まれる形となり、負傷した。治療後にプレーを再開しフル出場したが、骨折していたことが判明した。
17年、1軍に定着して以降では初めてのけがによる離脱で、レギュラーシーズン中の復帰には黄色信号がともった。ソフトバンクから移籍した今季はここまで68試合に出場し、攻守で奮闘してきただけにチームにとっても大きな痛手だ。阿部監督は「いる戦力でやらないといけないのでね。チームにとっても痛いですけど、やるしかない」と語った。代わって小林誠司捕手(36)が1軍に昇格。チーム一丸となって乗り切る。