◆イースタン・リーグ 日本ハム3―4巨人(24日・鎌スタ)

 巨人のドラフト2位・浦田俊輔内野手(22)が24日、決勝2点打を含む2安打の活躍でチームの7連勝に貢献した。イースタン・日本ハム戦(鎌ケ谷)に「1番・二塁」で先発。

初回先頭で右前安打を放つと、2回に同点に追いつき、なお2死二、三塁の好機では149キロの外角直球を捉えて左前へ2点適時打。出場7戦ぶりの複数安打をマークし、「左中間に低いライナーで打とうと意識していた。狙い球が来たので、そのまま打てました」と振り返った。

 武器である足でも魅せた。初回に二盗を決めると、5回先頭では失策で出塁し、1死後に2個目の二盗に成功。「常に狙う姿勢が出せた」とイースタン・リーグ2位の17盗塁とした。1軍では打率0割9分1厘にとどまり、5月中旬に登録抹消。再昇格を目指す若武者は「前半戦はめっちゃ悔しい思いもした。(1軍に)上がって借りを返せたら」。強い思いを胸に、アピールは続く。(小島 和之)

編集部おすすめ