◆米大リーグ パドレス2―8ドジャース(24日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

 ドジャースが24日(日本時間25日)、パドレスとの今季最終戦を制し、再び同率首位に浮上し、地区優勝マジック「31」が点灯した。「3番・一塁」で先発出場したF・フリーマン内野手は、1試合2発を含む4打数2安打3打点と大暴れ。

頼れる鉄人は「短距離走のようなもので、今は他チームを気にしている場合ではない。打線を修正しなければいけない。今日は修正して良くなった。他のことを気にしていたら意味がない」と目の前に集中した。

 フリーマンは1点を追う6回に同点の右中間ソロを放つと、ラッシングの勝ち越し3ランが飛び出した7回に、1試合2発目となる2ランでリードを5点に広げた。この日は試合中、ベンチ横に陣取っていたパドレスファンが、しきりにヤジを飛ばし続けていたという。ターゲットは2試合連続無安打中だった大谷。だが9回にダメ押しとなるリーグトップタイ45号を放つと、ベンチに戻ってきた大谷が自ら歩み寄ってハイタッチを交わした。フリーマンは「僕は何も言われなかったよ。試合中ずっと翔平に話しかけていた。だから、翔平が最後にちょっと別の盛り上がり方を見せてくれてよかった」と白い歯を見せた。

編集部おすすめ