◆第1回中京2歳S・G3(8月31日、中京競馬場・芝1400メートル)=26日、栗東トレセン
アイルトン(牡2歳、栗東・佐々木晶三厩舎、父ダノンスマッシュ)が、新種牡馬の父へ初タイトルを贈る。初戦は鼻差の2着。
その前走はパドックでテンションが上がり、ゲートでも落ち着きを欠くなど、若さを見せた。それでもレースでは、しぶとい末脚を披露。佐々木師は「4コーナーでの手応えはあまり良くなかったけど、最後まで伸びたからね」と評価する。
使ったことがプラスに働き、この中間はテンションは上がっていない。指揮官は「1回使ってガス抜きができた。先週の追い切りも、いい切れだったね」と笑みを見せる。新馬戦で敗れた相手のマイケルバローズも参戦予定だが、「向こうも良くなっていると思うけど、うちの馬も良くなっているからね」と力を込めた。