◆フクダ電子カップ第25回ボーイズリーグ鶴岡一人記念大会

 ブロック対抗のフクダ電子カップ第25回鶴岡一人記念大会が22~24日、宮崎で行われた。小学生の部では東日本選抜がリーグ戦で躍進。

最終戦は惜敗、3勝1敗となり関西選抜に並ばれたが得失点差で上回り悲願の初優勝を飾った。  ※  ※  ※

 四半世紀を迎えた大会で東日本選抜がうれしい初優勝を成し遂げた。

 最終戦に敗れ、直接対決で勝った関西選抜の逆転Vの条件は11点差以上の勝利。圧倒的優位の中、ホテルに戻ると優勝が決まっていた。ロビーではしゃぎすぎて若野雅史団長(62)にたしなめられる一幕も。

 グラウンドで喜べなくても歴史的Vは色あせない。まさに王者の戦いだった。本橋樹監督(33=深谷)が「優勝するため倒さないといけない相手」と評した関西選抜戦は吉田、島田、南雲主将のクリーンアップが大爆発。初回に島田の二塁打で先制し、2回は吉田、島田が連続タイムリー。5回には南雲が左翼フェンス越えの一発で「(サク越えは)初めて。うれしい」。トリオで計8安打を浴びせ、宿敵を粉砕した。

 中四国選抜戦は3回先頭の大塚が「打てると思わなかったけれど、次の打者につなぐという思いをボールに乗せた」とチーム初安打し1四球後、5連続安打など6点を奪い完勝した。

 昨年に指揮官就任が決まった本橋監督はすぐ当時の5年生をチェックし本戦をイメージ。これまではチームからの提供選手で構成も、初めて監督が選考に関わりベストチームを作った。

 MVPの南雲主将は「最高です。初戦に勝って『僕たち強いな』って思いました」と笑顔。指揮官が南雲主将と双璧の活躍と認める吉田も「(今まで)自分のプレーしか考えなかったけれど、チームのために頑張ることが楽しかった」。小学校教員の本橋監督の熱い指導が大輪の花を咲かせた。

 ★8月22日・アイビースタジアム

 ◆第1試合

東日本選抜320 110|7

関西選抜 010 000|1

【東】佐藤、小島、南雲―南雲、金井

【西】寺尾、石田―山田

[本]南雲(東)[二]島田、吉田、南雲(以上東)青山(西)

 ◆第2試合

中四国選抜002 00 |2

東日本選抜006 21x|9

(5回コールド)

【中】多和、首藤、田村―高橋、増本

【東】諏訪、島田、渡邊―長谷川、金井

[三]金井(東)[二]高橋(中)堀越、吉田(以上東)

 ★8月23日・生目の杜運動公園第2野球場

 ◆第3試合

東日本選抜601 000|7

九州選抜 000 201|3

【東】堀越、田島、吉田、諏訪―金井、赤松

【九】鶴田、南谷―森下、吉田篤

[三]堀越、赤松(以上東)内田篤(九)[二]島田、大塚(以上東)内田篤(九)

 ◆第4試合

中日本選抜011 000|2

東日本選抜010 000|1

【中】長坂―金谷

【東】佐藤、小島、南雲―南雲、金井

[三]金谷2(中)渡邊(東)[二]渡邊小、早坂(以上中)

 【小学生の部・東日本選抜メンバー】

★は主将、かっこ内は所属、全員6年生   

★南雲隼(深谷)、金子俐士(深谷)、堀越麗央(深谷)、杉原快(勝呂)、田島颯詩(勝呂)、小島慧(勝呂)、渡邊結斗(埼玉上尾)、金井桜恵(埼玉上尾)、矢部瑞和(埼玉新座)、赤松翔太(埼玉新座)、吉田空我(富士見)、島田裕基(富士見)、長谷川奏大(毛呂山)、佐藤陽真(都筑中央)、諏訪琉生斗(東京世田谷)、大塚徠愛(宇都宮)

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