ドジャースの大谷翔平投手の元通訳、水原一平受刑者に違法なスポーツ賭博を提供していたブックメーカー、マシュー・ボウヤー被告(50)が29日(日本時間30日)、米カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁で禁錮1年1日の判決を受けた。AP通信、ESPN局など複数の米メディアが報じた。
判決後に取材に応じた同被告は「もし大谷に会えたら謝りたい。事件に巻き込まれただけで彼の名前に傷をつけてしまった。結局、彼はただ無実の野球選手で、最高の舞台でプレーしているだけだ」と謝罪し、大谷の関与を否定した。
同被告は昨年、違法賭博事業の運営、マネーロンダリング、虚偽の納税申告で有罪を認めていた。判決では内国歳入庁(IRS)に対し160万ドル(約2億3000万円)の補償金支払いが命じられ、弁護人によればすでに完済しているという。被告は法廷で「私は後悔している。人生で多くの誤った選択をしてきた」と述べた。
水原受刑者は大谷の口座から約1700万ドルを不正送金した銀行詐欺と脱税で禁錮4年9月の実刑が確定し、6月16日に米ペンシルベニア州の刑務所に収監されている。
検察側はボウヤー被告が少なくとも5年間にわたり数億ドル規模の賭けを扱い、1日数千ドルを得ていたとして禁錮15か月を求刑していた。