◆JERA セ・リーグ 阪神3―2巨人(30日・甲子園

 虎の主砲に一歩も引かなかった。巨人のドラフト5位ルーキー左腕・宮原駿介がほえた。

2―3の8回に登場。甲子園初登板で1死二塁から佐藤輝と対決。7球目、最後はカットボールでバットは空を切った。「マジで緊張しました。あんないい場面で投げさせていただいて、すごく経験になりました」。奪った3つのアウトは、全て三振だった。

 先頭・中野を外角低めのカットで空振り三振。二塁打、申告敬遠、四球で2死満塁としたが最速150キロの直球を軸に攻めた。「パンパンと3者凡退で終わって流れを作りたかった。もっと意識しないといけない」と反省も忘れなかった。

 観衆4万2643人に「初めて応援の圧を感じた」。超アウェー空間に圧倒されかけたが「押し負けたら、気持ちが後ろ向きになったらダメになる。

『絶対負けないぞ』ってずっと言いながら投げてました」。静岡学園時代に立てなかった聖地で、堂々躍動した。(堀内 啓太)

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