巨人の横川凱投手(25)が31日の阪神戦(甲子園)で2勝目を目指して先発する。30日が25歳の誕生日だった左腕の登板に両親が滋賀の実家から応援に駆けつける予定。

「産んでもらった感謝というか、そういうのを勝ちで表せたらな、と思います」と思いをマウンドで体現することを誓った。

 前回、疲労を考慮して間隔を空けていた山崎の代役として22日のDeNA戦(東京D)で先発し、5回4安打無失点の好投で今季初勝利を挙げ、再びチャンスが巡ってきた。「相手関係なく、ゾーン内でしっかりと攻められるように。まずそこを優先して1人1人向かっていきたいなと思います」と闘志を燃やした。

 阪神戦は今季は先発、中継ぎ計6試合に登板して0勝0敗、防御率3・38。敵地でキャッチボールなどで調整を行い、「いいバッターばっかりなので、あまり意識せずに自分の持ち味を出せるように。しっかり頑張りたいな」。1つ年を重ねて迎える初めてのマウンドで成長した姿を見せる。

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