◆JERA セ・リーグ DeNA7―9中日=延長11回=(30日・横浜)

 ハマの大砲が量産態勢に入った。DeNA・筒香嘉智が18年5月20日の巨人戦(東京D)以来、自身2度目の1試合3本塁打。

26日の阪神戦(横浜)でも2打席連続アーチを放つなど、スタメン出場が続く24日の巨人戦(東京D)から6試合で7発の大暴れだ。

 初回の同点アーチは153キロの真っすぐ。3回の勝ち越し弾はスプリットをさばいた。4点を勝ち越された11回裏に、もう一度ハマスタのファンを勇気づけた3発目は高めの150キロ。いずれも右中間にたたき込んだ。

 3発5打点の奮闘も実らず、チームは今季最多の借金7。同率3位は変わらずも、5位中日に0・5差と迫られた。「負けたらいくら打っても意味がない」と言葉少なに敗戦を振り返った33歳のベテラン。それでも「タフな試合が続いているけど、ここを越えれば勝ちが必ず見えてくる。そこに向かってやり続けるしかない」と前を向いた。

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