◆米大リーグ ドジャース―Dバックス(30日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が30日(日本時間31日)、本拠地・ダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場し、両軍無得点の5回無死二、三塁で回ってきた3打席目は犠牲フライには十分と思われた左飛を放つも、三走の「キケ」ことE・ヘルナンデスがクロスプレーでホームにスライディングせずに駆け抜け、直前でタッチ。映像検証も行ったが、判定は覆らず、この回は無得点に終わった。
大谷は5戦ぶりの46号が出れば、54本塁打を放った昨季と合わせてド軍通算100本塁打となる。両軍無得点で迎えた初回の1打席目は、二ゴロ。3回1死で回ってきた2打席目は見逃し三振に倒れた。
前日の本拠地・Dバックス戦では、3打数1安打で大台到達はお預け。チームも3安打零封負けで落とし、連勝は「4」で止まり、ロバーツ監督も「こういう覇気のない戦いを見るのは久しぶりで、1週間ぶりくらいだったと思う。しばらくなかった。休養明けだからなのかどうかは分からない。もちろんゲーレンを称賛すべきでもある」と、6回2安打無失点に封じられた相手右腕に脱帽した。一方、同日にパドレスが敗れたため、地区優勝マジックは「25」に減り、一歩前進していた。